■【PTC吸血鬼フェア】三回目【おにごろし】
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【第四回目・吸血活動3〜エンカウント2!】
吸血鬼カミーナと怪僧スクリーマーは薄幸な青年ノーリァの血を吸った後、次なる獲物を求めて徘徊を続けた。
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カミーナ(以下・カ)
「おい。車道を歩いたらいけないんだぞ?」
スクリーマー(以下・ス)
「いえ、マスターが縁(へり)を歩いておられるので、私の立ち位置は必然的にここなのです。」
カ「変なヤツだな、右側歩けばいいのに。
まあいいや。あたしは今鍛錬中だからな。この縁から足を踏み外したら地獄行きの設定だ!」
ス「…な、なるほど、常に御自分に厳しくなさっておられるとはさすがです」
カ「ハハッ!褒めても何も出ないぞ、、、でも、飽きた。次は車道の真ん中を闊歩する訓練だ!
とおっ!
……おやっ?」」
ス「むむ? どうなさいましたか? あっ、あれは!」
カ「……なんか道の真ん中にブルーシート敷いてるバカがいるな、、、」
ス「あのオーラ、人間ではないですね。漂う色気、、、サキュバスでしょうか?」
カ「お前もまだまだだなあ。あれはあたしらと同属、吸血鬼だよ。もう一体は違うが。まあ、えさじゃないのが残念だが、このあたしの進路を阻むとはいい度胸だ。行くぞスクリーマー!」
ス「ハッ!」
横たわった???
「あら? こんばんは。いい夜ね」
カ「よくねーよ。あたしの歩行の邪魔だからどけ。」
構えてる???
「…ご主人様に無礼だ」
カ「なんだ?このちっこいのは。お前こそ無礼だぞ」
横たわる???
「いいのよ、ヴィオ。
…初めまして。
私の名はヴァロア(以下・ヴァ)。
この子は私の使い魔ヴィオ(以下・ヴィ)よ。 貴女のお名前は?」
カ「…む。名乗られたからには名乗るのが礼儀だな。 あたしはカミーナ・ルゴシ。このでかいのは怪僧スクリーマーだ!」
ヴァ「二人ともよろしくね。カミーナ、ちょっと貴女ここに座りなさい。」
カ「(いきなり馴れ馴れしいな、、、)あ?何でだよ?」
ヴァ「いいから、早く座りなさい! さあ!」
カ「…む、、、」
不覚にも、初対面の吸血鬼ヴァロアの勢いに押されて素直に座ったカミーナ。
カ「……!? てめー!何しやがる!!」
ヴァ「……んー。残念ね、、、貴女、私の好みじゃないわ。顔大きいし、、、
綺麗なモノあるかなと思って検問張ってたけど、今宵はハズレね、、、」
ヴィ「…ご主人様残念、、、」
カ「!!!! なんだとー!! し、失礼な! 許さん!!
ゆけっ!スクリーマー!!」
ス「ラジャー!!」
ヴァ「…めんどくさいわねえ。 ヴィオ、やっちゃいなさい!」
ヴィ「…はい、ご主人様」
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【数十分後】
ヴァ「…終わらないわね」
カ「ああ、、、飽きてきたな、、、
おい、スクリーマー!早く勝負つけろ!」
ス「無理です、マスター! こやつ、この小さなボディで信じられない怪力です! しがみついて動けませぬぞ、、、!」
ヴィ「…ヴィオ、ご主人様の為負けない」
ヴァ「……もう止めにしない?
可愛い可愛いあたしのヴィオに、ああいう泥臭い闘いはさせたくないし」
カ「ああ、なんかもういいや、、、
スクリーマー! 止めていいぞ!」
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という訳で、一応和解した吸血鬼とその仲間達であった。
めでたしめでたし。
―第二回目の吸血は失敗!―
だが、何か大切なものを得た気がする!
【今回の生贄提供者様】
・ヴァロア(吸血鬼)
&ヴィオ(使い魔・人形)の画像
ゆきのきゆ ‐ たま(^・ω・^)さん
ご提供ありがとうございました。<(_ _)>
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- 2011.03.03 Thursday
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- by かずーん