■【PTC吸血鬼フェア】六回目【おにごろし】
*吸血イベントについて。(主催者紹介とか) | *今までの活動記録 | |
*使用させて頂いてるアイテムなどについて |
【第六回目・七不思議! 音楽室の怪】
*このシリーズはゲストによそ様のキャラクターを使わせていただいております。原作設定からかけ離れた行動(キャラ崩壊)をさせている場合もありますが、あくまでも勝手な二次創作としてご容赦ください。(*ノωノ)
*悪意を持って書いていませんが、受け取り方は人それぞれなので、もしゲストキャラの作者様がこれを読まれて、ご自分のキャラの扱いを不快だと感じられた場合は削除しますので、お手数ですがWEB拍手の所よりご一報ください。(今までの全部含む)
*提供して頂いた画像は、縮小や色調変更等の加工をさせて頂いたものもあります。
へんたいしんし
吸血ドクター・久留巳ゆべしから獲物の情報を得た吸血鬼カミーナ・ルゴシと怪僧スクリーマーは、保健室を後にして東校舎二階に向かった。
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【東校舎・二階】
*夜の校舎は不気味だが吸血鬼だから平気だ!
カミーナ(以下・カ)
「……階段登って疲れたな、、、二階という事は二年生とやらの教室か、、、ああ、そうか、大抵の高校は学年低いほうが上の階みたいだが、その謎が今解けたよ。」
スクリーマー(以下・ス)
「…? どういう事です?」
カ「会社とかは偉いヤツが上の階じゃないか。学生だと一応年上の上級生てのが偉い扱いなんだろ? なのに何で上級になると下の階なのかなーって思ってたんだ。」
ス「ああ、なるほど。魔物の塔とかでもボスは上の階ですなあ。」
カ「だろう? だが賢いあたしは解ってしまったよ。教室まで階段登るの面倒くさいからだ。
上級生は歩くの楽に、新入生は頑張って登れって事だな。」
ス「ああ、納得ですね。しかし小学生とかは上級生が上では?」
カ「小学生はまた逆の理由だ。学校てのを知らない新一年生が、広い校舎の階段を昇り降りするのは酷だろう。だから、まずは一階から慣らしていって、学年が上がると共に上の階にステップアップってやつだよ。」
ス「なるほど! さすがマイマスター! 聡明ですなあ!」
(*注・カミーナの言ってる事は適当です。)
ス「それはそうと、いつお着替えになられたので?」
カ「ああ、さっき便所行った時にだ。ターゲットは学生の可能性が高いから、こっちも学生っぽくして油断させてやろうかなと。
そういうお前だって着替えてるじゃないか。」
ス「フフフ。私はマスターと逆に、あえて学生っぽくない格好をしてみたのです。もし獲物が女子高生ならば、見慣れた学生服よりもこういった派手な格好のほうが食いつくのではないかと」
カ「……なるほど。お前にしては冴えてるじゃないか。さて、東校舎二階に着いたわけだが、、、とりあえず疲れたなあ。そこの音楽室で休憩するかー。」
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【音楽室】
カ「七不思議の無人ピアノ演奏期待したけど、ハズレか。しかし、音楽室ってのはどこも似たようなもんだなあ。グランドピアノに音楽家の肖像はデフォルトなのか。」
ス「まあ、肖像画があったほうがいかにもって感じですなあ。おっ、我が故郷のチャイコフスキーのもありますな。地元贔屓ではありますが、私は彼の曲が好きでしてね。マスターはどの作曲家がお好きで?」
カ「……!? ベ、ベートーベン、、、」
ス「ほほう。彼の曲は激情的でパワーがありますからなあ。ちなみに、どの曲が一番お好きなのですか?」
カ「…うっ! だ、第九?」
ス「…………(なぜ疑問系、、、?)」
カ「…………(しまった! 間違えたか!?)」
ス「……ああ、あれは年末の定番ですし、いい曲ですよね。(話題を変えなくては、、、)と、ところで、さっきから何か視線を感じませんか?」
カ「(よかった。合ってたか、、、)あ、ああ、実はあたしも感じてたんだよ。もしや獲物か!? ようし探し出すぞ!!」
ス「イエッサー!」
*隠れ場所は少ないはずなのだが、、、
ス「ううむ、、、楽器保管庫にもいない、、、グランドピアノの中にもいませんねえ、、、」
カ「おかしいなー。確かに視線を感じるんだが、、、というか、なんか人間じゃない気配がするぞ? まさかまた同属じゃないだろうなあ、、、」
???「……くすくす」
カ「む?」
???「……くすくす、、、こっちこっち」
ス「むむむ!? 誰だ! 出て来い!!」
???「やれやれ。最近の子は忍耐が足りないわねえ。よっこいしょっと」
*まるで当たり前のように肖像画から抜け出してきた!
カ「ギャーーーーーー!!」
???「あらあら。吸血鬼の癖に情けないこと、、、それに人見て驚くのは失礼なのよ?」
ス「あ、あなたはマナ様!!」
カ「知っているのか? スクリーマー!?」
ス「え、ええ。彼女は長命の吸血鬼属の中でもかなりのババ、い、いえ、長く存在しておられる方で、その経験豊富な知識から空飛ぶ知恵袋とまで呼ばれるお方です。」
「そこのでかいのはわりとモノを知ってるようだわねえ。それに比べてその小娘は、、、おーい、カミュリエール出てきてこのアホ面みてごらん」
そうマナが言い放つと、闇の中からまだ若い男の吸血鬼が現れた。
カミュリエール(以下・カミュ)
「あー、やっとお呼びがかかったか。 どれどれ、ハハッ! 確かに間抜けな顔だなあ!」
マナ「まったく、元人間のお前のほうがよっぽど冴えてるわねえ。」
カ「な、なんだと!? 貴様ら!! おいスクリーマー! こいつらあたし達を馬鹿にしてるぞ! 何か言い返してやれ!」
ス「(えっ!? 私は言われてませんが、、、) ……え、えっと、お二人とも、我がマスターを愚弄するのは辞めて頂きたい!」
カミュ「ハハハッ! 冗談だよ、冗談! 挨拶みたいなもんだよ。ハハッ!」
マナ「そうよ。軽く流しなさいな。ああ、カルシウム取ると我慢強くなるわよ。」
ス「さすがマナ様、博学でいらっしゃる!」
カ「……もういいや、、、 で、そのマナ様がこんなとこで何してんだ? 狩りに来たんじゃないのか?」
マナ「私達はちょいと休憩中よ。ただ休むのももったいないから、こうしてお前達みたいのが迷い込んでくるのを待ってたってわけ。まあ、暇つぶしね。」
カリュ「おかげでちょっとは楽しめたよ。ハハハ!」
カ「まあいいや、、、じゃああの医者の言ってたのって、あんたらの事か、、、獲物かと思ったのにあてがはずれたなあ、、、」
マナ「あ、獲物もいるわよ? この部屋じゃないけど、ちょっと行った先の教室にいるわね。」
カ「本当か!? よし行くぞ、スクリーマー!!
あばよ!知恵袋バ○ア!」
ス「ア、アイアイサー! ……それではマナ様にカミュリエール殿、我々は失礼致します。わ、我がマスターのご無礼お許しください。では失敬!」
マナ「ああ、いいわよ。私は寛大だもの。
それにしてもせっかちねえ。まあ頑張ってー!」
カミュ「またなー!」
という訳で、マナとカミュリエールの二人と別れたカミーナとスクリーマーは、獲物を求め先に進んだのであった。
だが、この吸血祭りが本日25日で終わりだという事を彼らは気づいていない、、、
【今回の吸血鬼・衣装など提供者様】
・マナ&カミュリエール(吸血鬼)の画像
サウンドベル (鈴鳴さん)
・スクリーマー衣装
いかのPTCぶろぐ (いかにゃんにゃんさん)
ご提供ありがとうございました。<(_ _)>
付録・吸血鬼衣装カトリーヌ よかったら着てやってください。 ダウンロードは こちら。(4着いり) 色違い(白)は こちら。 (*本編では使用していません。) |
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【今までの活動記録・目次】
【第五回】 吸血活動4+エンカウント3! |
(3月7日) | |
【第四回】 吸血活動3+エンカウント2! |
(3月4日) | |
【第三回】 吸血活動2+エンカウント! |
(3月3日) | |
【第二回】 吸血活動1 |
(3月2日) | |
【第一回】 マイ吸血鬼紹介1 |
(2月21日) |
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『きなこまるだし』さん主催『冬の吸血フェア・おにごろしっ!』(ΦωΦ)
うちの愛らしい吸血鬼もぜひ参加させたいと思います(ΦωΦ)b
イベントの主旨等はこちら。 (イベントの特設会場本部)
イベント開催中はこのページを参加用として追加更新する予定【・∀・】
【使用させて頂いてるアイテムや背景素材などについて】
*アイテム
衣装などアイテムのほとんどはPTCユーザーの皆さんの作品を使わせて頂いていますが、製作者様のお名前については誠に勝手ながら、『吸血鬼イベント』に纏わる製作・配布の物だけ紹介させて頂きます。(その都度、記事にて紹介)
*背景素材提供サイト様 (イベント記事全般共通・順不同)
・パーティーキャッスルキャラエディタ背景作成スタッフの方々
・風のリュートさん
・KONOKAさん
・きまぐれアフターさん
・ここから 遠い どこか
・饗宴城隠里〜宴の埋み火〜 (Tom-Heeさん)
*背景として使用のPTCアイテム
PTCのあれやこれや (ユキねえさん) 『ぷちタウン』
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- 2011.03.25 Friday
- 18:13
- comments(4)
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- 吸血鬼フェア(イベント)
- by かずーん
盛大に吹きましたv
やっぱギャグの基本ですよねー